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ZOOM参加【仙台SMIクラブ会員企業 社員様用】地域活性化と企業のイノベーション ~人口減少していく中での中小企業のとるべき戦略~

  • 開催日

    2022/11/16

  • 開始時間

    15:00

2,000円

※こちらは電子チケットです
※別途発券手数料2%がかかります

販売終了しました

オンライン参加の方へ:  当日は、オンラインアプリ『ZOOM」を利用した開催です。事前にご準備をお願いいたします。  参加URLは、ご登録していただくメールアドレスに開催日3日程度前に送信させて頂きます。また、領収書ご希望の方へもご登録いただいたメールアドレスに送信させて頂きます。 日時:2022年11月16日(水) 15:00〜17:00 会場:TKP ガーデンシティ PREMIUM 仙台西口  〒980-0013 宮城県仙台市青葉区花京院1-2-15 ソララプラザ 022-204-1036 https://www.kashikaigishitsu.net/facilitys/gcp-sendai-nishiguchi/access/ 当日は、15分前から入場可能です。当日のオンラインへの変更も可能です。 事務局までご連絡ください 仙台SMIクラブ事務局 仙台市泉区向陽台3丁目27-12 TEL : 022-372-9794 e-mail : [email protected] <講師> 後藤 健市 氏 株式会社スノーピーク 地方創生担当顧問 <プロフィール> 1959年、北海道帯広市生まれ。 大学留学中(米国)に日本の家電メーカー(ソニー、パ ナソニック)のパソコン・ワープロの草創期セールス プロモーションのベンチャー会社にチーフディレク ターとして参加。 そして、その後の1986年に地元の北海道帯広に戻り、 全盲祖父が創設した社会福祉法人ほくてんに入職して、 視覚障害者情報提供の IT 化に携わるほか、福祉の心を 育てることを目的とする教育事業を全国に展開。 同時に晴眼者の地域内外でのまちづくり活動にも積極的に参画し、地方創生の新たなアイディアを実現するための会社や団体を設立して取り組んだ。 場所のモッタイナイ価値を活かした企画と実践と、そのことの講演活動や人材育成 、仕組みづくりに広く尽力している。現在は、これまでの経験とネットワークを活かし、アウトドア総合メーカーの株式会社スノーピークの地方 創生担当として、各地にある豊かな自然資源や景観、 環境、食などを「野遊び」で楽しみながら地方創生す る事業を SDGs も含めて詰めていて、和の文化でもあ る“Noasobi”のグローバル展開を仕掛けている。 一般社団法人野遊びリーグ理事長、他数団体、(株)プロッ トアジアアンドパシフィック代表取締役社長、社会福 祉法人ほくてん理事長、他数社、内閣府地域活性化伝 道師など。 <「地方」をマイナスに捉えるのではなく「個性」と捉える> 僕はこの 33 年間、「場所と人をつなぐ」動きをしてきましたが、その背景には全盲だった 祖父母の影響があります。祖父は、同じように目が見えない人のために、点字図書館を北海道帯広に創設しました。 祖父は「見えないことは私の個性」といつも言っており、座右の銘は「愛盲」でした。見え ないことは、ハンディキャップやマイナスもあるけれどこれは「個性」なのだと。 僕もそれを受けて、「地方」をマイナスに捉えるのではなくて「個性」だと考え、「地域の当 たり前(日常)に新たな価値を見出し、それをデザインし、人々に楽しさと感動を提供する」 ことを大切にしています。 マイナスな部分ばかり見て、不平不満を言っていても何も生まれません。でも、「もったい ない」資源を見つけ、志を持った市民の小さな挑戦の積み重ねがあれば地域を変えることがで きます。 今、地方の個性が失われてきています。何故かというと、それは市民が大都市にコンプレックスを抱き、それを真似ているからなんです。 地域の個性を活かすには、空間と時間をデザインすること、地域住民が地域の個性を再認識 すること、そして地域プライドの創出が重要になってきています。 よく、地方には「何もない」と言われます。たとえば、十勝も冬は「雪しかない」「何の魅力もない」と思われています。しかし、本当にそうなのでしょうか。 大切なのは、「仕掛け」です。 僕は一見何もないと思われる場所に、『スノーフィールドカフェ』というビニールハウスを 作り、真っ白な雪景色を眺めながらフランス料理のコース料理を食べられる仕掛けを作りまし た。 人が洋服を着替えるように、場所を着替えさせたんです。今、豊かさは「物」から「時間」 へとシフトしています。どれだけ質の良い「時間」を提供できるか、が地方創生の鍵となって います。 現地の人には「こんなに寒いところにわざわざ来るなんて」と呆れられるような行為でも、 他の場所から参加した人たちにとっては「今でも忘れられない」経験になりました。 これこそがローカルの価値なんです。何でもないように見えるところでも、きちんと設えれ ば、「こんなに素敵なところで素敵な食事を頂ける」S 級の場所になる。 地方には「何もない」のではなく、地方には「余計なものは何もない」。

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